VeChain(ヴィチェーン)とは、中国で多く出回っていて社会問題にもなっている「さまざまなニセモノ」を減らせるのではないかと期待されている仮想通貨です。
2018年の2月にリブランディングが発表されたことでも注目されましたね。
そこで今回は、VeChain(仮想通貨)のチャートで見る今後の将来性と、特徴や発行枚数について解説します。
Contents
VeChain(仮想通貨)の特徴は?

VeChain(通貨単位VEN)はイーサリアムと同じようなブロックチェーンプラットフォーム型の仮想通貨です。
イーサリアムのプラットフォームと言えば、ICOの発行やスマートコントラクト機能が思い浮かびます。
VeChainのプラットフォームは、サプライチェーン(原料の段階を経て、製品やサービスが消費者の元に届くまでの全ての過程)のためのデータ作成や管理、保守などに利用されます。
そしてこの「サプライチェーンのため」という点が、消費者にとって最大のポイントになります。
原料の段階から~消費者の手元に届くまで、あらゆるデータは「書き換え不可能」なブロックチェーンに書き込まれます。
製品として…例えば高級ブランドのバッグとして店頭に並んだときには、アプリを起動したスマホをバッグにかざせば、そのブランドのバッグの原材料のデータはもちろん、どこで作られ、どの流通経路をたどり店頭に並んだのかがわかるようになるのです。
ニセモノのブランドバッグには到底マネできませんから、ニセモノが横行している中国ではVeChainが非常に注目されているのです。
私個人的には、農業の面での利用に注目しています。
手元に届いた中国産の野菜が、どこから仕入れた種を使い、どのような土地で、どのような農薬などをどれくらい使用して作られ、どのようにして日本まで運ばれたのか…これが明確にわかれば、中国産の野菜も安心して食べられるのではないでしょうか?
VeChain(仮想通貨)のチャートで見る今後の将来性

VeChainは浮き沈みの激しい仮想通貨業界において、2018年1月後半ごろから時価総額ランキングトップ20位以内をキープしています。
常に上位をキープしているという安定感は、投資家にとって非常に魅力的でしょう。
用意したチャートですが、下の方のチャートはVeChainと同じくらいの時価総額の銘柄です。
双方のチャート共に、2018年3月頃から価格が下落しました。
ところが、4月頃の下落以降の値動きはかなり違ってきます。
VeChainは、2017年の安値に反発するように価格が上昇に転じました。
2018年1月頃にうっかり高値で買ってしまっても、今はそれほど含み損にはなっていないはずです。
ところが名前を伏せてある銘柄では、2017年の価格まで下落した後、価格はなかなか上昇できずにいます。
結局のところ、仮想通貨・プラットフォームとしての利用目的が明確で、ユーザーを獲得しやすい銘柄は、長期的に見て投資しやすいため、将来性が期待できると思われます。
さらに、VeChainは現在進行形で明確に開発が進められている点にも注目です。
価格が大きく上昇する仮想通貨の特徴として、開発が盛んに行われているという条件があるからです。
VeChainの今後注目されるイベントは?
2018年6月末:メインネットの立ち上げ(※)
2018年7月19~20日:サンフランシスコにて「Distributed 2018」が開催予定
※メインネットを立ち上げる(メインネットに移行する)というのは、今までERC20トークンとしてイーサリアムのネットワーク上で稼働していたものが、独自のブロックチェーン上で稼働するということです。これはVeChainにとって最大のイベントになるでしょう。
VeChain(仮想通貨)の発行枚数は?
発行上限枚数は、873,378,637VENです。
発行上限枚数だけで見ると、デフレ通貨とインフレ通貨の中間くらいになります。
VeChainはどこで購入できる?
早期実現が望まれるVeChainですが、海外の取引所で購入が可能です。
当サイトでは日本人投資家に支持されているバイナンスでの購入をおススメします。
ですが、海外の取引所でVeChainを購入するためには、ビットコインやイーサリアムをその取引所に送金しないと購入できません。
日本の取引所であるビットフライヤー・DMM Bitcoin・Liquid取引所などで口座を開設した後、日本円でビットコインやイーサリアムを購入しましょう。
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